メタボリックシンドロームのばあい。
若年・中年者:130/85mmHg未満
高齢者の場合:やや高めの140/90mmHg
※高齢者はすでに動脈硬化がある程度進行しているし、血圧を下げることにより臓器の血流不足が起きる心配もあるからです。
糖尿病や腎臓病の患者さんには、より低めの130/80mmHgが目標
※高血圧によって臓器の障害が進行しやすい状態なので。
■食塩の摂取量
日本人は、欧米の人に比べ、塩辛いものが好きで、1日あたりの食塩摂取量は、平均で11~12gです。
高血圧の人は1日の食塩摂取量を6g未満に抑えることが目標です。
調味料以外に、約2gの塩分が食事とともに体内に入って来ますので、調味料として使えるのは、4gです。
急にそこまでは減塩できませんので、最初は8~10gを目標にして、少しずつ減らしてください。
■肥満はどこまで減量が必要か
肥満で高血圧の場合は、減量で血圧も下がるので、理想的には標準体重まで。
実際は4~5kg程度の減量でもかなりの効果があります。
なお、肥満の値ではない人でも、ヘソ周りがメタボリックシンドロームの値にある人はウエストサイズのダイエットが必要です。
メタボリックシンドローム
高脂血症
高血圧
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32.●メタボリックシンドロームと糖尿病
糖尿病は血糖値が高く「尿に糖が出る病気」と認識されていますが、
「尿に糖が出ていなければ糖尿病ではない」とは言えません。
食事前などは、血糖値がそれほど高くなく糖が尿から出ないからです。
すい臓から出るインスリンの働きが弱くなると、血糖が増えていきます。
血糖が増えても自覚症状はまずありません。
よく、症状として、のどが渇くとか、体がだるくなるとかいいますが、それは、かなり糖尿病の症状が進んでから自覚されるものです。
自覚症状がないから、治療せずにいると、高血糖が血管をいためて合併症がおきてきます。
糖尿病は別名「合併症の病気」といわれるほど、治療せずにいると、こわい病気になります。
例えば、糖尿病による「網膜症」
これは目の網膜が障害を受けて視力が低下する病気です。
その他、「腎症」は腎臓の働きが低下します。
また神経の障害、そして動脈硬化もおこります。
